第44羽|―優しさと自己犠牲の境界線―
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第43羽|ひとり時間があるから、人に優しくなれる
🐣はじめに
こんにちは、ワタドリです🪶
最近、こんな話を聞きました。
「私、できるだけいい人でいようって思ってるんです。でも…なんだか人間関係が疲れるんですよね。」
相手のことを思いやって行動したい。
波風を立てたくない。
人間関係を円滑にしていたい。
揉めずに自分の立場を守りたい。
理由はいくつかあるようですが、
誰かを出し抜きたいとか
自分だけ良い思いをしたいといった感情は薄そうです。
一見平和な話のようにも思えますが、
実はこれ、とても多くの人が抱えている“心のひっかかり”です。
いい人でいようとしているのに、
なぜか苦しくなる。
今回はその理由について、
少し一緒に考えてみたいと思います。
💭「いい人」は本当に悪いこと?
まず最初に。
優しいこと、思いやりがあること
これはもちろん素敵なことです。
誰かを大切にしたり、
困っている人を助けたり。
そういう優しさがある人は、
きっと周りからも信頼されています。
でも実は、
優しさと自己犠牲はとても近い場所にあります。
そしてこの境界線があいまいになると、
人間関係は一気に苦しくなります。
「いい人」でいようとする人の特徴
心理学でも言われていますが、
「いい人でいよう」とする人には共通点があります。
例えばこんな気持ちです。
・嫌われたくない
・迷惑をかけたくない
・空気を悪くしたくない
・相手をがっかりさせたくない
どれも、とても優しい気持ちですよね。
でもここに
ひとつの落とし穴があります。
それは
「自分の気持ち」が後回しになること。
優しさが苦しさに変わる瞬間
例えばこんな経験ありませんか?
本当は
・今日は休みたい
・少し一人になりたい
・それは引き受けられないなぁ
そう思っているのに、
「大丈夫です」
「やっておきます」
と言ってしまう。
これってその瞬間は
「いい人」でいられます。
でもそのあとに、
・疲れた
・なんで私ばっかり
・断ればよかった
そんな気持ちが出てきます。
これが
優しさが自己犠牲に変わる瞬間です。
🧩心理学でも言われていること
人間関係の研究では、
「自己主張」と「思いやり」
この両方がある関係が
一番長く続くと言われています。
これがどちらか一方的だと、
思いやりだけ→ 自己犠牲
自己主張だけ→ 衝突
になりやすいのです。
(参考:日本心理学会 人間関係研究)
❤️🩹優しい人が忘れがちなこと
ここで一つ大事なこと。
それは
優しさは、自分にも向けていい。
ということです。
相手のことを大切にするのと同じくらい、
自分の気持ちも大切にしていい。
少し不思議ですが、
自分を大事にできる人ほど
人にも優しくなれます。
逆に、
ずっと我慢していると
いつか
「なんで私ばっかり」
という気持ちが出てきます。

ちょっとしたヒント
もし今、
「いい人でいなきゃ」
と思って疲れているなら
こんなふうに考えてみてください。
「いい人」じゃなくていい。
「正直な人」でいい。
とはいえ、
口で言うのは簡単で
行動に移すのは容易ではなかったりします。
特に「いい人」が日常的に染みついてしまっている、
「いい人」でいることを盲目的に正しいと思ってきた人にとっては
難しさすらあります。
だから
少しずつで大丈夫です。
・今日は無理そうです
・また今度でもいいですか?
・ここまでは出来るけど、ここからは難しいです。
これらの言葉で人間関係は壊れません。
むしろ、自然な関係が残ります。
🕊️まとめ
いい人でいようとする気持ちは
とても優しいものです。
でも、
優しさの矛先が
いつも自分以外に向いていると
心は少しずつ疲れてしまいます。
優しさは
自分にも向けていい。
そのことを
時々思い出してもらえたら嬉しいです。
🔜次回予告
次回は
「気にしすぎる人の才能」
を予定しています。
人の言葉を深く考えてしまったり、
空気を読みすぎて疲れてしまったり。
「気にしすぎかな…」
と悩むこと、ありませんか?
でも実はその繊細さは、
弱さではなく才能かもしれません。
少し視点を変えると見えてくる
「気にしすぎる人の強み」についてお話しします。
最後まで読んでいただきありがとうございました✨
また遊びに来てくださいね🦜✨
次の羽でも、お会いできると嬉しいです。
