第33羽|― “嫌われたくない”の正体 ―
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第32羽|決めてあげたいのに決められない人の話
🐣はじめに
こんにちは、ワタドリです🪶
「私、別にいい人ぶりたいわけじゃないんです。
でも、嫌われるのが怖くて…つい合わせてしまうんです。」
先日、こんな相談を受けました。
ママ友との会話、家族とのやり取り、仕事での対応。
本当は少し違和感があるのに、つい笑顔でうなずいてしまう。
そして帰宅してから、どっと疲れる。
その理由を一緒に考えてみました。
今日は
「いい人でいたい」がしんどくなる本当の理由について書いてみます。
😟なぜ「いい人」でいようとすると疲れるの?
まず、大前提として。
「いい人でいたい」と思うことは、悪いことではありません。
むしろ、人を大切にできる素敵な気質です。
でも――
✔ 本音より“空気”を優先する
✔ 嫌われない選択を無意識に選ぶ
✔ 断れずに引き受けてしまう
これが続くと、心は少しずつ削られます。
心理学では、人は集団から拒絶されることに強い不安を感じるとされています。
これは脳の防衛本能で、孤立=生存リスクと結びついていた名残だと言われています。
(参考:社会的排除と脳の研究/米国UCLAの研究など)
群れで生活してきた人間は、昔は特に孤立しては生きていけませんでした。
生きていくには群れに溶け込み、うまくやっていかなければならなかったんですよね。
つまり、
嫌われたくないのは、本能。
あなたが弱いわけではないのです。

私の失敗談
私もこの方と似た経験があります。
在宅ワークをはじめる前の頃。
ママ友や子ども関連の人々の要望に、
「できます」と即答してしまうことが多くありました。
本当はスケジュールがきつい。
本当は荷が重い。
でも、
「ここで断ったら、もう誘ってもらえないかも」
「子供に影響が出たらどうしよう」
そんな不安が先に立ってしまう。
結果、無理して引き受けて作業。
自分の時間を減らして対応。
心がすり減っていきました。
あのときの私は、
“いい人”でいることで安心を得ようとしていたのだと思います。
「嫌われたくない」の正体
ここで少し整理してみます。
| 【表面の気持ち】 | 【本当の奥にあるもの】 |
| いい人でいたい | 安心したい |
| 断れない | 関係を失いたくない |
| 合わせてしまう | 孤立が怖い |
どうでしょう。
「優しさ」のように見えて、
実は「不安」が動機になっていることもあります。
これに気づけるだけで、少し楽になりませんか。
🧩しんどさを減らす3つの視点
では、どうすればいいのでしょうか。
私が実感しているのは、この3つです。
①嫌われる=全否定ではない
人には「合う・合わない」があります。
距離ができるのは、人格否定ではなく
“温度差”の問題であることがほとんど。
「みんなと仲良くしていたい」と考える人には酷かもしれませんが、この世のすべての人に好かれる人はいません。(これは心理学でも「対人評価の主観性」として知られています。)
ですから、例え誰かに嫌われたと感じても、あなたの価値が否定されたわけではないですし、あなたが相手の評価通りになる必要もありません。
②小さな「本音」を出す練習
結局、自分の本音を相手に伝えることが大切です。
優しい人や、相手を立ててしまう人には
「難しい」
「それが出来ていればこんなことになっていない」
などと言われてしまいそうですが、いきなり大きく変えなくて大丈夫です。
たとえば
✔ 「少し考えてからお返事しますね」
✔ 「今回は難しいですが、またお願いします」
すぐさま拒否するのではなく、やわらかく境界線を引く。
これだけでも、心の消耗は減ります。
まずは、「相手のための自分」から「自分のための自分」を意識してみるといいかもしれません。
③“いい人”より“誠実な人”を目指す
いい人=誰にでも合わせる人
誠実な人=自分にも相手にも正直な人
私は最近、こちらを目標にしています。
少し勇気はいりますし、
私の伝え方が未熟で、離れていってしまった人も過去にはいました。
けれど、長い目で見ると人間関係は安定します。
本音を話しても私と関係を続けたいと思ってくれる人が
そばに残ってくれています。
🎈あなたに問いかけ
最近、こんなことはありませんか?
・笑顔でうなずいたあと、ため息をついた
・断れなかった自分にモヤモヤした
・「本当は違うのに」と心の中で思った
もしひとつでも当てはまるなら、
あなたは「わがまま」なのではなく、
少しだけ無理をしているのかもしれません。
🕊️まとめ
✔ 嫌われたくないのは本能
✔ でも本音を押し込め続けると消耗する
✔ “いい人”より“誠実な人”を目指すと楽になる
これを知っているだけで、
次に迷ったとき、少し立ち止まれます。
人間関係は、白か黒ではありません。
近づいたり、少し離れたり。
その調整の連続です。
「いい人」でいようとしすぎなくて大丈夫。
あなたがあなたに優しくなれる距離を、
一緒に探していきましょう。
🔜次回予告
次回は
「会話のあとにどっと疲れる理由」
を予定しています。
普通に会話していたはずなのに、
会話が終わるとどっと疲れを感じる。
そんな経験ありませんか?
次回はその理由と
私がやっている小さな工夫についてお話しします。
最後まで読んでいただきありがとうございました✨
また遊びに来てくださいね🦜✨
次の羽でも、お会いできると嬉しいです。
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第34羽|会話のあとにどっと疲れる理由「それ、本当に気遣い? 」

